公認茶藝師とは
「公認茶藝師」とは中国政府が認定する国家職業資格のひとつ。優れた茶藝館経営者を目指し、茶葉に関する知識や茶にまつわる文化、そして美しい淹れ方の所作等を学びます。中国国内ではホテルや茶館、茶藝館等中国茶のサービスや茶藝関連の業務に従事するに当たり必要な資格となっています。
合格者には中国人力資源和社会保障部(日本の厚生労働省に相当する機関)より公的証書が発行され、現在、次の5階級があります。
①初級(五級) ②中級(四級) ③高級(三級) ④技師(二級) ⑤高級技師(一級)
養成講座と検定試験
当協会では定期的に養成講座と検定試験を開催しています。
<初級+中級>
原則1年に1回開催。9月開講。 2レベル同時受験
現地における検定試験実施方法の変更により、
2019年度の公認茶藝師養成講座・検定試験(初級+中級)の開催はございません。
<高級>
原則2~3年に1回開催
現地における検定試験実施方法の変更により、
2019年度の公認茶藝師養成講座・検定試験(高級)の開催はございません。
当協会開催講座の特色
中国の茶業界においては無数の関係団体がある中、そのトップに位置する者として以下の3つの国家一級社団組織があります。
- 中国茶葉流通協会
- 中国茶葉学会
- 中国国際茶文化研究会
当協会は上記3機関の1つ、中国茶葉流通協会の日本の代表事務所であり、長年にわたる活動と実績への評価から以下の条件のもと、特別に日本での初級と中級の同時開催が認められています。
- 定められた講座時間数を満たすこと
- 講師は現地大学教授をはじめ専門家が務めること
- 検定試験には中国国家資格である試験官の資格を有する者が規定の人数立ち会うこと
- 中国茶と関わりたいという受験者本人の強い意志を確認すること
2003年の開催当初より、(社)中国茶葉流通協会の全面的な支持と、安徽農業大学茶葉与食品科技学部の協力を得え、現在に至るまで毎年開催しております。
特色(1)
長年に渡って積み重ねてきた経験と知識により、充実した内容とレベルの高さに自信のある一方、基礎から学べるカリキュラムになっているので、中国茶に関しての経験がないかたでも受講、受験可能です。
特色(2)
中国茶葉流通協会の養成部現役講師や当協会代表、副代表が講師を務めます。勿論、中国茶の専門家中の専門家です。加えて、通訳者、講座協力スタッフも茶藝師有資格者です。
特色(3)
会場は表参道 遊茶。表参道駅から徒歩5分というアクセスの良さに加え、店舗とは別の講座専用スペースでは必要な設備が整っています。