日本中国茶協会について

本協会は、“茶”を愛する皆様に対し、中国大陸及び台湾の地に産出する茶を中心とした、関連知識や情報をお届けし、正確な理解を深めていただきたいとの思いから1997年に設立しました。
現在NPO法人として、茶、とりわけ中国茶や中国の茶に関する公認資格取得の為の講習会の開催、専門家同志の交流支援など、文化交流と文化振興に寄与する目的で活動を続けております。

協会概要

名称 NPO CHINA 日本中国茶協会
設立年 1997年
事務局 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-8-5 ジュビリープラザビル4F (株)遊茶内
電話番号 03-3486-1830
e-mail inf@chinatea.org
代表 王 亜雷 →プロフィール
副代表 藤井 眞紀子 →プロフィール
活動内容 •中国茶の消費拡大を図るための普及活動
•中国茶に関する情報・資料の収集、発信並びに調査研究
•中国茶に関する文化交流推進運動
•本協会が認定する中国茶に関する資格取得のための講習会・試験開催
•中国政府公認の中国茶に関する資格を取得するための養成講座・検定試験開催および後援活動
•資格取得後の知識向上・技術研鑽を図るための勉強会、セミナー、親睦会の開催
•中国の研究者および企業が日本で開催される中国茶に関する学術研究会、セミナーに参加する際の支援
•日本の研究者および企業が中国で開催される中国茶に関する学術研究会、セミナーに参加する際の支援
•各種団体及び国内外茶業関係諸機関との連絡および交流
•会員相互の親睦と交流
•その他目的達成のために必要な事業

沿革

1997年 日本中国茶協会設立
2001年 中国国家公認職業資格<茶藝師>養成講座・検定試験を開催。現在継続中。
2003年 中国国家公認職業資格<評茶員>養成講座・検定試験を開催。現在継続中。
2006年 NPO法人化 NPO CHINA 日本中国茶協会となる。
2010年 当協会認定資格 中国茶エキスパート“ジュニア” 開始。
資格取得の為の養成講座を遊茶に委託。
2011年 当協会認定資格 中国茶エキスパート“シニア” 開始。
資格取得の為の養成講座を遊茶に委託。
2014年 当協会認定資格 中国茶エキスパート“マイスター” 開始。
資格取得の為の養成講座を遊茶に委託。

代表 王亜雷のプロフィール

安徽農業大学元学長王鎮恒氏を父に持ち、自身も茶葉・茶業で最も歴史ある安徽農業大学茶葉学部(現在は茶和食品科技学部)の学士・修士課程に学ぶ。
大学では中国茶業界の泰斗故陳椽教授(六大茶類を科学的に確立された教授)を始め、著名な先生方より直接指導を受け、卒業後は母校にて数年間教鞭をとり、多くの後進を育成。日本においても精力的に中国茶に関する講演を行い、普及活動を続けている。


経歴

  • NPO CHINA 日本中国茶協会代表
  • 中国茶葉学会理事
  • 中国茶葉流通協会常務理事
  • 中国国際茶文化研究会理事
  • 呉覚農茶学思想研究会理事
  • 世界茶連合会副会長
  • 上海市茶葉学会常務理事
  • 安徽農業大学茶与食品科技学部客員教授

最近の受賞歴

  • 2017年 呉覚農勲章

副代表 藤井真紀子のプロフィール

十余年に渡る中華文化圏での滞在中、ある中国茶との運命的な出遭をきっかけに、帰国後、表参道に中国茶専門店「遊茶」を開業。

同時にNPOを立ち上げ、ビジネスと学術・文化交流の2面から日本における中国茶の浸透に尽力。自社での講習会開催の他、企業や公共団体、地方自治体からの要請をうけ、開催した中国茶セミナーや講演は数知れず。TV、雑誌などの取材も多い。

その功績が認められ、2016年には中国の国家認定団体である中華茶人連宜会より「中華茶文化伝播優秀工作者」に、唯一の外国人として選出された。


経歴

  • NPO CHINA 日本中国茶協会副代表
  • 中国国際茶文化研究会栄誉理事
  • 安徽農業大学茶与食品科技学部客員講師
  • 湖南農業大学園芸園林学部茶学科客員講師
  • 中華茶文化伝播優秀工作者
  • (株)遊茶代表
  • 中国政府公認評茶員、茶藝師

最近の受賞歴

  • 2017年 中華茶文化伝播優秀工作者

顧問・会員

協会特別顧問

(以下敬称略,順不同)

中国

陳 宗懋 中国茶葉学会名誉理事長
阮 逸明 天福茶博物院 院長
邱 陶瑞 広東省潮州農業局 主任、広東省茶業研究所 元副所長
蔡 建明 前福建省安渓県農業与茶果局 局長
王 傳友 安徽省茶葉行業協会 会長

日本

山西 貞 お茶の水女子大学 名誉教授、中国杭州茶葉研究院 名誉院長
松下 智 社団法人豊茗会 会長、愛知大学 元教授
竹尾 忠一 株式会社伊藤園研究所 客員顧問

特別会員

(以下敬称略,順不同)

中国

施 雲清 中華茶人聯誼会副理事長、中国茶葉流通学会前副会長
兪 永明 中国茶葉研究所元副所長
宛 曉春 安徽農業大学前学長、教授、前中国茶葉学会副理事長
姜 含春 安徽農業大学茶業系教授
寥 小培 安徽農業大学茶業系教授
毛 祖法 前浙江省農業庁廳経済作物管理局局長、高級農芸師、浙江省茶葉学会名誉理事長
範 遠景 合肥工業大学教授
江 用文 中国茶葉研究所副所長、中国茶葉学会理事長

日本

佐藤 恒雄
山本 忍

ご支援頂きました先生方

中国

(以下敬称略,順不同)

陳 椽(故) 元中国現代茶泰斗、安徽農業大学茶業系元教授
王 鎮恒(故) 安徽農業大学元学長、教授、中国茶葉学会前副理事長
林 剛(故) 安徽農業大学茶業系元教授、日本茶学博士
詹 梓金(故) 福建農林大学茶学学科 主任、福建省茶葉学会 常務副理事長
王 家揚(故) 中国国際茶文化研究会名誉会長

関係団体のご紹介

中国茶葉流通協会

主に中国の一流茶業会社を会員とし、茶業の育成発展、茶葉流通経路の整備、貿易の振興などに関し、国としての立場より企業間の協調と調和を保ちながら管理を行う国家一級社団組織。当協会は日本における代表事務所として窓口的役目を果たしており、代表の王亜雷は常務理事として、確固たる信頼関係の上に、様々な協力を行っています。

中国国際茶文化研究会

茶文化関係の研究者及び関連企業を中心に組織される国家一級団体。研究対象は文化のみならず、現代における茶館の経営から各地の市場分析、販売手法にまで及びます。当協会代表王亜雷は理事として、毎年各地で行われる討論会のスピーカーや茶藝コンテストの審査員として参加する他、各種イベントに日本から団体を組織して行くなど、多くの協力を行っています。

安徽省茶業学会

中国各地にある茶葉関連学会の中で最も古い組織で、中国茶葉学会よりも長い歴史を持っています。学術学会でありますが、当初より科学技術に加え産業面もカバーしている為に、「茶葉」学会ではなく「茶業」学会と称しているのが特徴です。当協会代表王亜雷出身地の学会であり、会員に名を連ねているのは当然です。

上海市茶葉学会

上海市に本部を持ち、地方の茶葉学会中、最大級の規模を誇っています。茶の経済から教育まで、茶のあらゆる側面の活動を行っており、特に「上海国際茶文化節」は1984年より毎年開催されて現在に至っています。また、子供の茶藝教育に大変熱心で、この方面においては中国のリーダー的存在になっています。当協会王亜雷は理事を務め、理事会幹部との交流を密に行っています。

呉覚農茶学思想研究会

呉覚農氏は著名な農学家であり、農業経済の専門家であり、また、現代中国茶業の基礎を築いた偉大な人物。多くの著書のひとつ<茶経述評>は、“茶聖”陸羽の<茶経>に関する最も優れた研究書とされ、それ故に“当代茶聖”と称されています。そんな氏の業績を讃えると共に足跡を辿り、志を引き継いで更に発展させるべく発足した研究会で、当協会王亜雷は理事の一端を担っています。

世界茶聯合會

全地球的な茶業の発展と繁栄を目指し旗揚げされた組織で、理事会メンバーは中国、台湾、香港、日本、韓国を代表する茶人達によって組織されています。世界中の茶産地から優れた茶を一同に集め、評価を行う“国際名茶品評会”を開催し、回を重ねる毎に規模を拡大すると共に茶業界での重要度を増しています。当協会代表王亜雷は副秘書長として、また、日本在住の中国茶専門家という立場で大きな役割を果たしています。

安徽農業大学

中国で最も歴史と由緒有る茶葉学部を擁する名門農業大学。1928年に省立安徽大学と して成立し、幾度かの変遷を経た結果、1995年に安徽農業大学(国立)となりまし た。当協会代表王亜雷も同校の出身であり、同窓生多くが、政府農業部(日本の農水 省)や茶関連企業の幹部となり、中国の茶業界をリードしています。

中国茶葉学会

茶葉に関する研究者、有識者より構成される中国の国家一級学会。政府の茶に関わる 科学技術方面に対し重要な役割を担いつつ大きな影響力を有し、敷地内にある“中国 農業科学院茶葉研究所”は茶葉研究の聖地的存在。当協会代表王亜雷は中国国外に在 住する唯一の理事として、俯瞰的立場からの支援、協力には常に一目を置かれていま す。